アプリなどを開発するブログ

React Native / Swift / Ruby on Railsなどの学習メモ。


Max/MSP を使って大量のLEDをプログラミングで光らせる

ものすごい大量のLEDをプログラミングで
自分の思い通りに光らせたくなって、 色々試行錯誤してみたら出来たので、
備忘録書いときます。

どうやって制御するか

Maxから信号出す -> DoctorMX -> ディマーパック -> LEDが光る

「何のこっちゃ」という人のために一応さらっと解説すると、 ディマーパックという、4つのコンセントをそれぞれ電源ON / OFF制御できる
デバイスがあり、
それぞれのコンセントにLEDをつなげます。

ディマーパック

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Amazonで買えるよ

で、この4つのコンセントのON / OFF をプログラミングすれば、
アニメーションさせたり、一気につけたり消したり、
音楽に合わせて順番に光らせたり、自分のキーボードタップに合わせて
光らせたりできて胸が熱いわけです。

Max / MSP でLED制御プログラムを作る

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Max6というアプリケーションで制御します。
Maxはプログラムを"書く"のではなく、
画面上のパーツをぽちぽち繋げていくだけでプログラムができる、
楽しいツールです。

最近だとPerfumeの演出を手がける真鍋大度 (daito manabe) さんが
舞台演出などを制御するツールとして使っていることで有名になりました。

Max6 30日体験版 もあるので、
とりあえず体験版で試してみるのをオススメします。

Maxに関してはWEB上にもたくさんドキュメントがありますし、
この辺読んどけばだいたいおk。

Maxとディマーパックを繋ぐ、DoctorMX

Maxの信号をディマーパックに送るには、DoctorMXという機材が必要です。
kuwatec DoctorMX

サイトがちょっと怪しい感じがしますが(失礼。kuwatecさんすみません)、
ちゃんと買えますのでご安心を。
¥52,290 という価格がちょっと尻込みしますが、
僕はどうしてもLED制御したくて買ってしまいました!

Max に DoctorMXに信号を送るためのオブジェクトを組み込む

MAX 外部オブジェクト(MacOSXWindows 用) (max_doctormx.zip : 120KB)

のリンクから、MAX 用オブジェクトとサンプルファイルをダウンロード。 既存のMAXプロジェクトに組み込みます。

で、完成。

ちなみにLEDじゃなくても、
コンセントにつなげるものなら何でも一斉に制御できます。
普通の照明とか、電子レンジだって。
次は何を制御しようかなー。